実践コーナー 第4回 2003/3/9
◎今回の実践コーナーは、難しいとされている南米水草を大磯砂で育成してみる事にしました。多くの南米水草は弱酸性で低硬度の水、強照明、Co2の添加で簡単に育成できると言われています。一般の水道水を弱酸性で低硬度の水にするにはソイルを使用すれば良いのですが、ソイルは土を低温で焼き固めたもので長期の使用では崩れ易く、使い始めてしばらく経つと水草の植え替えの度に崩れた粉が舞い上がり始末が悪いです。2年位で交換するかリセットの度に交換しなくてはなりません。最初に植えたままで底床をいじらなければ2〜3年は大丈夫かもしれませんが、そういう訳にもいかないと思います。そこで面倒くさがり屋で貧乏性の私は何とか大磯砂で育成したいと思ったのです。ところが大磯砂は普通はpHや硬度を上げる事はあっても下げることは有りません。ましてや時期にも寄りますが、我が家の水道水のpHは7.6、総硬度(GH)は6、炭酸塩硬度(KH)は4有ります。これ等を一般的に言われている理想ではpHを5.5〜6.8、GHを1〜5、KHを1〜3に下げたいのですが、そのままでは無理ですよね。販売されているpH降下剤を使用すればpH降下とKH降下は簡単に出来ますが、水換えの度に測定しながら調整するのは面倒くさがり屋の私には向いていません。そこで、少しでも下げたいので最初の実践コーナー1で使用したプレフィルターにソイルを入れてpHを下げる方法を取りたいと思います。但し実践コーナー1で取った方法は水流を直接ソイルに当てるやり方で、すぐに効果が有りますが効果の持続力は2〜3週間しか有りませんでした。今回の方法は直接水流を当てないやり方で一ヶ月位を目標にしています。その代わり効果が薄いかも分かりません。メンテナンスも前回の方法はソイルを取り出すのに一苦労しましたが、今回の方法はワンタッチで取り出せるようにしてあります。何とかうまくいくと良いのですが。
・実践コーナー1で使用した時のプレフィルター。シポラックスの上にネットに入れたソイルが見える。直接水流に当たる為にすぐに効果が出るがすぐに効果が無くなる。またソイルを取り出すときに崩れて取り出しずらい。
・これ等を使用した時はpHが0.3〜0.4下がり、GHとKHは2〜3下がりました。
・今回のプレフィルター。プラケースに小さい穴を沢山開けてその中にネットに入れたソイル(0.7L位)を入れてあり、ケースごとプレフィルターから取り出せるようにして有ります。
・隙間にシポラックスを入れました。

2003年3月9日

・水槽       60×30×36
・底砂       大磯(14kg)
・フィルター    2213new
・プレフィルター 自作
・濾材       シポラックス、パワーハウス、スポンジ、ソイル
・照明       20w×3
・Co2       1泡/秒(ジャレコ)
・ヒーター     150W
・pH        6.7
・GH        4
・KH        1
・水温       25度
・水草、生体   実践コーナー3と同じ
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3月16日
・ピンネイトをカットして挿し戻しました。
・トニナ(マディラ)をカットしました。
・スターレンジ(サンパウロ)をカットして挿し戻しました。
・ヘテランテラをカットしました。
・1/3水換えをしました。
・pH 7.1
・GH 3
・KH 2でした。

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3月23日
・1/4水換えをしました。
・ヘテランテラをカットしました。
・pH 7.4
・GH 4
・KH 2でした。
・これ位の数値が以前のテスト時の感じでした。一週ごとにpHが上がっていくと思います。
・現在、我が家の他の水槽のpHは7.8〜8.0です。

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3月30日
・1/4水換えをしました。
・ヘテランテラをカットしました。
・トニナ(マディラ)を挿し戻しました。
・スターレンジ(サンパウロ)を挿し戻しました。
・レッドピンネイトをカットして挿し戻しました。
・トニナsp・スレンダーリーフ(マナウス)を挿し戻しました。
・pH 7.6
・GH 4
・KH 2でした。

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4月6日
・今週は時間が取れなくて水換えはしていません。
・水草のトリミングも出来ませんでした。

・pH 7.8
・GH 5
・KH 3でした。

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・実践コーナー4を開始してから1ヶ月が経ちますが、一部の水草を除いて芳しくありません。サブフィルターにソイルを入れておりますが、わずかの量では水槽全体のpHを維持できるまではとてもとても無理ですね。又、ソイルに比べて使用している大磯砂の粒が大きいのでもしかしたら根張りが良くないのかなとも思っています。来週あたり時間が取れそうなので、もう一度大磯砂をフルイにかけて細かい粒だけにしてセットしなおそうと思っています。pHのほうは不本意ですが実験ですのでテトラpH/KHマイナスを使用してpH6.5を目指し何とか大磯で育成をと思っています。ムリカナー。

4月13日
・いろいろ調べてみました。南米水草の特にホシクサの仲間は特にデリケートで低ペーハー、低硬度の水でなければうまく育たないようです。地域により多少の違いはあるでしょうが一般の水道水をそのまま使用する事は無理なようです。その為に硬度とペーハーを下げる事が出来るソイルが広く利用されているのでしょう。ところがそのソイルも硬度の高い水道の水をそのまま水換えに使用していると短期間でその効果が薄れてしまいます。それで硬度を下げる為に水槽に入れる前の水作りにゼオライトやピートを使用して硬度を下げているようです。ソイルは土なので大磯に比べ比重が軽い為に根張りの弱い水草には都合が良いし、水草に有効なミネラルとか他の微量元素が溶け出し易く水草の育成にはソイルが有利であるのは間違いないと思います。
そこで私は考えました。低硬度、低ペーハーの水が出来ればソイルでなくとも大磯でも何とかなるのではないかと、もちろん大磯がペーハーを変化させないという条件での事ですが。いろいろ調べた結果詳しいことは理解しませんでしたが、イオン交換樹脂というものがあって硬度の高い水をその樹脂に晒すとアラ不思議硬度を下げペーハーも下がるというものが有るという事を知りました。そんな凄い物が有るのなら早速そのイオン交換樹脂とやらを使わせて頂こうという訳で今回使用する事にしました。私は、もう一度大磯砂で挑戦したいと思います。それで駄目でしたらホシクサ類は諦め大磯砂で育成できるものだけにします。(余談ですが、我が家にはテスト用に30センチ水槽でソイル(アマゾニアのパウダー)を使用した水槽が有りますが、立ち上げた時にはペーハーが5.9でしたが今は7.0になっています。)

※テスト用にイオン交換樹脂を0.5L購入して水槽に入れる前の水作りをしてみました。まだ最良の使用法が不明なので思考錯誤でやっています。
◎我が家の水道
pH(ペーハー) 7.6〜7.8
GH(総硬度)  6
KH(炭酸硬度) 4 
◎イオン交換樹脂使用後
pH(ペーハー) 7.2
GH(総硬度)  1以下
KH(炭酸硬度) 2
ペーハーが思ったほど下がっていません。GH(総硬度)が1以下に下がっているので効果は有るようです。Co2を添加すればpHは少し下がると思います。イオン交換樹脂の使用量が少ないせいか水流を強くすると思ったようにはなりません。水流を強くするには沢山のイオン交換樹脂が必要みたいです。
※大磯砂をフルイに掛けて選り分け様と思ったのですがうまく行きませんでした。それで新しい小粒のものに変えてしまったので底床にはまだバクテリアが付いていません。


・今週中にホシクサの類を数種類
再購入するつもりです。
・水槽の水は殆ど以前のままを使用しています。1/3だけイオン交換した水を使っています。今週いっぱい掛けて水を入れ換えようと思っています。どの程度までpHがが下がるのでしょうか。テトラpH/KHマイナスを使用しないで済めば良いのですが。
・底床が新規なのでどうなるでしょうか。本当はバクテリアが付いてから植えたほうが良いのですが。
・一日でスターレンジ(サンパウロ)がとろけてしまいました。
・トニナ(マディラ)も下葉が枯れてきています。
・pH 7.3
・GH 4
・KH 3〜4でした。
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4月14日
昨日の報告の中で大きな間違いがありましたのでここで訂正させて頂きます。昨日イオン交換樹脂を使用するとpHが下がり、硬度が下がると報告しましたが間違っていました。昨日水作りをした時にpHがあまり下がっていなかったので今日も水作りのテストをしてみました。すると水道水のpHより高い数値(7.9)だったので不思議に思いネット検索でよくよく調べてみると購入したイオン交換樹脂の種類は間違っていませんでしたが、そのままではペーハーは下がらないとのことでした。イオン樹脂の再生でpHを下げるタイプに変更出来るようでした。但しその処理方法は塩酸を使用する危険が伴うので普通は食塩で再生が出来る様になっていてpHは下がらないと言う事でした。但し硬度の方は見事に下がります。見事に下がるというよりも元々硬度を下げるための物ですから当たり前ですかね。試しにテトラpH/KHマイナスを使用してpHの下がり具合を見たら硬度が低い為ほんの少しの添加でpHが下がりました。イオン交換樹脂の使用量の問題も私の思い違いです。pHダウンを期待したもので水流を小さくすればpHが下がるのかなと思ったのです。イオン交換樹脂を沢山使用してもpHには関係有りません。以上訂正してお詫びいたします。

4月20日
17日の思いつくままにも書いたのですが、ペーハー低下にテトラpH/KHマイナスの使用はなるべくしたくないので、塩酸を購入してイオン交換樹脂をH型に変更してみました。本来なら蒸留水を使用して作業を行うのですが自分で使うので多少の効率は落ちても構わないので水道水で行ってしまいました。挙句の果てに本来は塩酸を11倍に薄めるところを40倍に薄めてしまったので正確なデータが取れなくなってしまいました。この先思考錯誤で水換えを何回か繰り返しpHが6〜6.5の水が出来るようにしてみたいと思います。
◎17日に塩酸処理をしたイオン交換樹脂で作った水を1/3水槽に入れています。
◎20日水換え直前の水槽内の水質
・pH 7.2
・GH 3
・KH 3
◎20日にイオン交換樹脂で作った水
・pH 6.0
・GH 1以下
・KH 1以下
・1/3水換えをしました。
・数種類のホシクサの仲間を購入しました。
・カールリーフマヤカ(ベレン)を購入しました。
・pH 7.0
・GH 2
・KH 3でした。
・これから一週間、大磯砂の使用が水換え無しでどの様に数値が変わるのでしょうか。大磯砂から硬度を上げる物質がどの程度出るのでしょうか。興味あるところです。
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4月27日
イヤー思ったようにペーハーが下がりません。魚が入っているのと、バクテリアの事を考えて、1/3の換水を1日置いて2回行ったのですが、以外と下がりませんでした。イオン交換樹脂で作った水も普通の水と同じように蛇口から出した直後のペーハーより一日経った時のペーハーは相当高くなるようです。換水直後は下がっているのですが、翌日計ると0.1〜0.2位しか下がっていず目標までには時間が掛かりそうです。GH、KHは低いのですがねェー。

ちなみに水道水pH7.6(そのまま放置)→12時間後pH8.0

水道水pH7.6→イオン交換した直後のpH6.2(そのまま放置)→12時間後pH7.3でした。

水草が溶けてきているので止むを得ず今回だけテトラpH/KHマイナスを使用して換水せずに3日間で2.5cc使用してペーハーを6.7迄下げました。急を要するのであと数日でpH6まで下げてみようと思います。一応、大磯は酸処理をしてあるので以後は換水だけでペーハーを維持できれば良いのですが、どうなるでしょうか。
・水草レッド・カボンバとリスノシッポを少し入れました。
・スターレンジが溶けているのでカットして挿し戻しました。
・トニナspスレンダーリーフ(マナウス)はまるで駄目なので取り出してソイル水槽に入れて様子を見ています。(Co2無しなので駄目かも)
・ピンネイトは根っこを全部カットして挿し戻したのですが、丈夫ですね。

・pH 6.7(Co2添加5時間後6.5)
・GH 2
・KH 1でした
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5月4日
・月曜、火曜と2.5mlづつペーハーダウン材を使用しました。
・木曜日にpHが6.5だったので2.5ml入れたら急に5.5になってしまいました。あわててエアーを入れて戻しました。この辺が限界ですかね。
・ピンネイトをカットして挿し戻しました。
・トニナsp(マナウス)をソイル水槽から戻してみました。
・pH 6.5(Co2添加後6.4)
・GH 2
・KH 1でした
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5月11日  (水草プレゼント!)
・今週はペーハーダウン材を使用しておりません。
・総硬度を下げようと思い1/3水換えをしましたが下がりませんでした。大磯ではこれが限界なのですかね。
・プレフィルターのソイルを交換してみました。だいぶペーハーが下がりました。
・底床にいくらかバクテリアがついてきたような感じです。あと2〜3ヶ月過ぎてからもう一度ホシクサ類をやってみたいです。
・pH 6.1(Co2添加後)
・GH 2
・KH 1でした
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5月18日
・今週は大胆にトリミングしました。伸びすぎて一部の水草に照明が当たらなくなってしまったのでほとんどピンチカットだけで挿し戻し無しにしました。
・底床が出来つつあり水草の成長が早くなってきました。
・ホシクサ類の透ける(溶ける)速度が遅くなってきたようです。ペーハーや硬度が低く保たれているせいでしょうか。透ける(溶ける)のが止まれば良いのですが。
・pH 6.1(Co2添加後)
・GH 2
・KH 1でした
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5月25日
・1/3水換えをしました
・魚も水草もかなり調子が良いです。
・水草の肥料を押さえていたのですが水草の成長が早くなってきた為に特にトニナ(マディラ)の白化が激しいです。
・第1水槽に入れていたテネルス(ブロードタイプ)が溶けて無くなりそうだったのでこちらの水槽に移植してみました。
・pH 6.0
・GH 2
・KH 1でした
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6月1日
・スターレンジとトニナが増えてきたのでヘテランテラを水槽から出してしまいました。
・各水草をトリミングしました。
・1/3水換えをしました。(pHダウン材を1ml入れました)
・スターレンジの透けた(溶けた)部分にヒゲゴケが出ていたのでカットして挿し戻しました。
・pH 5.9
・GH 2
・KH 1でした

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6月8日
・ピンネイト、リスノシッポをトリミングしました。
・各水草、順調に成長しているように思います。
・pH 5.8
・GH 2
・KH 1でした

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6月15日
・ピンネイト、トニナ(マディラ)、各スターレンジ、トニナsp(マナウス)、マットグロッソ・スタープランツをトリミングしました。
・レッド・カボンバは各節間が間延びして成長する様になってしまったので水槽から取り出してしまいました。Co2の添加の影響でしょうか。
・pH 5.8
・GH 3
・KH 1でした
・GHが少し高くなっているのは底床を少しいじったせいでしょうか?
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6月22日
・ピンネイト、リスノシッポ、カールマヤカをトリミングしました。
・底床の目立つ部分のヒゲゴケを少し取り出しました。
・各、水草の成長が早くなってきたのでトリミングが大変になりそうです。
・pH 5.8
・GH 3
・KH 1でした

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6月29日
・1/3水換えをしました。
・各、水草がかなり成長しているので今週中にトリミングをしないと水面を覆ってしまいそうです。
・スターレンジ、特にサンパウロの茎が透けるのが早くなって来ているようです。

・pH 5.8
・GH 2
・KH 1でした

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7月6日
・スターレンジ(マナウスとテフェ)の透けるのが異常に早くなってしまったのと底床にヒゲゴケがかなり目立ってきたので急遽、水草を全部抜いて底床を掃除しました。
・底床に固形肥料をいれました。
・スターレンジとトニナ(マディラ)がかなり増えたのでマヤカ類とリスノシッポを取り出してしまいました。
・プレフィルターのソイルを交換しました。
・pH 5.6
・GH 3
・KH 1でした。
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7月13日
・先週、水草を底床から全部抜いて植え直したのですが底床にバクテリアが付いている為に割と順調に成長しています。
・先週報告した溶け溶け状態のホシクサ・マットグロッソが完全に溶けてしまいました。他のホシクサ・マットグロッソの下葉が溶けてきています。根を動かしてはいけなかったのかも。
・スターレンジ・(サンパウロ)の透けるのが直りません。
・pH 5.8
・GH 3
・KH 1でした。
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7月20日
・大変な事をやってしまいました。水草の肥料に底床用のものを使用しているのですが、トニナが白化し易いので以前から液肥も使用していました。その液肥はハイポネックスの活性液と開花促進液とメネデールを希釈したものを使用していたのですが、希釈し過ぎていた為かちょっと効果が薄かったのです。そこで先週、活性液と開花促進液の原液を各5mlづつ入れてしまったのです。効果は凄かったですね、翌日には白化はきれいに直っていました。ところが、2日目にはガラス面に薄っすらとコケが付き3日目にはヒゲゴケが出始め、段々と水草の弱った部分にヒゲゴケが目に見えて回ってしまいました。先々週、水草を全部抜いてヒゲゴケを掃除したばかりだったのでショックでした。このままでは全滅してしまうかもしれないので今日、水草を全部抜いて水草の弱っていた部分を取り除き挿し戻しました。
・ピンネイトとマットグロッソ・スタープランツを除いてトリミングしました。
・1/2水換えをしました。

・pH 5.8
・GH 3
・KH 1でした。


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7月27日
・一日おきに1/2づつ3回の換水をしましたが、日毎にコケが目立つようになり、各水草にコケが発生して見苦しくなってしまいました。映像の早送りのような感じで一日一日で水槽の中の様子が変わってしまいます。先週植え直したばかりだったのですが、止むを得ずピンネイトを除いた(ピンネイトにもコケは付いていると思いますが色が似ているので目立たないので)他の水草を底床から抜いて3倍に薄めた木酢液で洗い、植え直しました。コケは大分取れたのですが、木酢液の濃度と時間が水草に与える影響がどうなるのか暫く様子を見ないと何とも云えません。特に葉の柔らかいトニナとマットグロッソ・スタープランツに与える影響が心配です。”過ぎたるは及ばざるが如し”
・今回の写真は2台のカメラを使用して写したので発色が違っています。実際に底床のコケが多少は消えてはいるのですが(^▽^)。

・pH 5.9
・GH 2
・KH 1でした。
GHが下がっているのは先週何回も換水した為だと思います。

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8月3日
・最悪の事態になってしまいました。マットグロッソ・スタープランツとトニナが木酢液の影響で全部溶けてしまいました。2日目から徐々に溶け始め4日目には全部溶けてしまいました。スターレンジも特にサンガブリエルが大分やられてしまいました。最初から難しかったトニナsp・スレンダーリーフ(マナウス)も殆んど再生の見込みもなくなってしまったので取り出してしまいました。水草は木酢液を3倍に希釈したものに20秒ほど浸けたのですがちょっと時間が長かったのかもしれません。尤も木酢液のメーカーによって効果がぜんぜん違う場合が有るので一概に時間は決め付けられません。粗悪品の木酢液の場合原液をヒゲゴケにふりかけても大して変化しないものも有りましたから。皆さんも木酢液を使用する時は慎重にしましょう。
・3度目の正直、ラストチャンスでもう一度マットグロッソ・スタープランツに挑戦します。前回までより一回り大きいので底床の厚さが足りないかもしれません。
・予備の水槽(ソイル)に入れてあったトニナ(マディラ)を2本戻しました。
・スターレンジ(アルタミラ)を2本新規に入れました。
・pH 6.0
・GH 3
・KH 1でした。
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8月10日
・1/4換水しました。
・木酢液の影響は以外に大きかったですね。スターレンジの中で特にサンガブリエルの傷みがひどいです。
・ピンネイトをトリミングしました。
・各水草の根が張ってくれば順調に成育しそうです。
・pH 5.8
・GH 3
・KH 1でした。

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8月17日
・ここ暫くはイオン交換樹脂のことを書いていませんでしたが。最初に使い始めてから3回塩酸で再生しました。1回目はかなり塩酸を薄めすぎたのでできあがった水はペーハーが6.2(12時間後は7.2)でしたが、その後再生時には塩酸の濃度を20倍に薄めたものを使用していますがペーハーが4位まで下がるようになっています。大量の換水をする場合は普通の水道水で割って使用しています。翌日にはペーハーが1近く上昇してしまうので水槽のペーハーより1近く低いペーハーの水を作って使用しています。
・1/3換水しました。
・ピンネイトとスターレンジ(テフェ)をトリミングしました。
・マットグロッソ・スタープランツを除いて成長するようになって来ました。マットグロッソ・スタープランツは根付く前に枯れそうです。
・pH 5.8
・GH 3
・KH 1でした。

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8月24日
・各水草をトリミングしました。

・マットグロッソ・スタープランツに異常がありました。

・pH 5.8
・GH 3
・KH 1でした。

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8月31日
・ピンネイトをトリミングしました。
・スターレンジ(サンパウロ)をトリミングしました。
・1/3換水しました。
・木酢液の影響も薄れ各水草は大分成長を早めています。

・pH 5.9
・GH 3
・KH 1でした。

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9月7日
・各スターレンジをトリミングして増えた為に植える場所が無くなってしまったので止むを得ずマットグロッソ・スタープランツに場所を空けてもらいました。
・底床の肥料分を巻き上げてしまった為に1/3換水しました。

・pH 5.9
・GH 3
・KH 1でした。

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9月14日 (水草プレゼント!)
・各水草も順調に生育しています。いろいろトラブルも有りましたが、一部の水草を除いて水質次第で底床に大磯砂を使用しても育成できることが分かりました。よって来週で実践コーナー4を終了したいと思います。今までご覧下さった希望者2名の方にスターレンジを少しですがプレゼントしたいと思います。
(水草プレゼント!)
・pH 5.8

・GH 3
・KH 1でした。
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9月21日 最終回
・興味本位で始めた大磯砂をを使用しての難種南米水草の育成という今回の企画でしたが3〜4ヶ月で終わると思ったのですが準備不足と無知の為に思う様にいかず半年も経ってしまいました。いまだに完璧に育成できる訳ではありませんがこつこつと時間をかけていけば何とかなるかなという状況です。状態の良いソイル水槽とまでは行きませんが何とか育成できるということで暫く個人的に続けてみたいと思います。
・最終回になったので少しお色直しをしてみました。
・後方全面にトニナが生えそろえば少しは良くなるかなと思います。
・水槽の大きさの割りに水草の量が少ないのでコンディションを整えるのに苦労します。
・時間がかかると思いますが水草が生えそろったら画像をUPしたいと思います。
・pH 5.9
・GH 3
・KH 1でした
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実践コーナー4 最終回

◎最終回直後、大トラブル発生! 詳しくはアオコの経験のコーナー

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