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●越谷ファミリータウンも早いもので築25年、ここ数年リフォームを行う家が多くなりました。
 また、「リフォームしたいな〜」と思いながらも、具体的にどうしたらよいかわからずに悩んでいるという話もよく聞きます。
 わが家のリフォームを行った経験から、いくつかのポイントについてまとめてみました。
 他の方の経験もお聞かせいただけたら、併せて掲載していく予定です。


■リフォームをする前に・・

  まず自分はどうしたいのか、はっきりした希望を持つ事が必要です。漠然と業者を呼んでお任せしても、「何だかな〜」という出来上がりにしかなりません。
また、キッチンやトイレ、お風呂などはそれぞれのショールームに行って実際に触って納得した物を選ばないと、業者が「これだったら安くなります」というのを選んでも、これから先ずっと使う事を考えると、目先の数万円を削った事で長いこと「失敗したな〜」という後悔がつきまとう事になりかねません。
  もちろん、これが良いと思った商品が安くなっているなら一番良いですが、こちらの希望を無視して自社の機器やキャンペーン商品を押しつけようとするリフォーム業者は、断るべきです。


  ファミリータウンは、ほぼ全て専用サイズで設計されているため、現在一般的にある住宅用什器の寸法とは合わない場合が多いので、微妙な部分の造作で工夫が必要になります。

 越谷近辺にも、サンウエーブINAXTOTO他の住宅設備機器メーカーのショールームがあります。業者まかせにしないで、必ず一度は行ってみてください!カタログでは気がつかなかったものがあったりします。

 

■玄関収納部

 現在販売されている一般的な什器と寸法が合わなくて困る所です。家族が多いと絶対的な収納スペースが不足するので、天井から床まで全部を収納にしたい所ですが・・見た目にとても窮屈になりますので、デザイン的には中央部分のカウンターを残したい所ですね。
*玄関の下駄箱は若干巾が狭いものしかないので、片側に寄せると隙間に巾10センチ程度の長方形の金属製傘立てが丁度入ります。
 

■キッチン

 一番のポイントは、天井が一般的な建物に比べて高い事です。通常床から天井までは2.35メートルらしいのですが、ファミリータウンは2.5メートルもあるので天吊りの戸棚の位置がショールームで触った位置より15センチも高くなります。高くて使いにくいと感じている方は、昇降式の棚を使うと楽です。
*既存設計のままでは、冷蔵庫の置き場が固定されていてレイアウトが変えられないのですが、奥行き50センチの薄型冷蔵庫を導入する事で置き場所を変えて収納スペースを効率化するアイデアもあります。
 

■洗面所

 ここも現在市販されている洗面化粧台と巾が一致しないので、隙間の処理が一工夫必要です。
*一枚の大きな鏡を残したい場合、洗面化粧台の下部分だけを購入しましょう。カタログでは一体になっていますが、どこのメーカーも対応してくれると思います。
 

■お風呂

 お風呂のお湯の温度を一定にして出湯量だけ可変にしたいし、浴槽に一定量のお湯が入ったら自動的に止まるようにしたい。といった希望を聞きますが、これはサーモスタット付き混合水栓(定量止水)を取り付ける事で解決します(例:INAX BF-7340T)。マンションの構造上追い炊きは無理ですが、お湯が冷めにくいタイプの浴槽が各社にあります。
 

■トイレ

  最近流行のタンクレストイレの場合は、水圧を調べてもらう必要があります。不足していると上手く流れないそうです(D棟1階では問題ありませんでした)。また、調査にお金がかかると言って一方的にタンク付きタイプを薦める業者もありますが、私は無料で調査してもらえました。
  全自動(入ったら蓋が開いて、終わって立ったら水が流れて、しばらくしたら蓋が閉まる)のはとても便利です。(自分で水を流す習慣が無くなって、よその家に行ったときに忘れないように気をつけましょう。)
  ペーパーフォルダーとセットで薄型の小物収納が付けられるメーカーもあります(例:INAX TSF-110W/WA)。
  手すりは、長い目で見ると必須です。縦型・横型・波形等、様々な種類がありますので、ショールームで触ってみましょう。
*ちょっと高いですが使い勝手の良い、波形の手すりがお勧めです。
 

■照明

  人の体温を感知して明かりを付けてくれるセンサーがあります。玄関に入ったら、スイッチを探さなくてもパッと明かりが点きます。玄関と、洗面所にお勧めです。夜中にトイレに行くときにとても重宝します。一定の時間動きを感じないと自動的に消えます。点灯時間を設定出来るタイプと出来ないタイプがありますので、電気工事の人に確認してみてください。
ダイニングの照明でシーリングの真下しか照明出来ないので、長いテーブルでは暗くて困るという場合に最近は簡易取り付け型のライティングレールがあります。ここにスポットライトを複数付ける事で、広い範囲を照らす事が可能です。
*照明器具は、リフォーム業者に任せる事も出来ますがインターネットで購入する方がかなり安くなります。リフォーム業者は照明器具の着脱を御願いしておいて器具は当日に到着するように発注しておきましょう。私はタカラShopで購入しましたが、対応も良く納品も指定通りの日に宅配便で届きました。ホームページには非常に大量の器具があるので探すのが大変ですので、事前にメーカーのカタログで目当ての照明器具の型番を調べておいて、ここで直接型番を入力して検索する方法がお勧めです。カタログは、リフォーム業者から借りるか、照明器具メーカーのショールームや家電量販店の照明器具売り場でも見ることが出来ます。
 

■壁紙・床材

  壁紙もサンプル帳を見ても種類の多さにうんざりしてしまいますが、一番面積の多い部分なのでくじけないで選びましょう。サンプル帳は20センチ四方程度ですが、いくつかに絞れば大きいサンプルを持ってきてもらえます。機能も「抗菌」「防汚」「防カビ」他、様々な機能があったり無かったりするので、柄と機能の両方を確認した方が良いと思います。ちなみに、「防汚」タイプのように比較的厚手で硬めのものは、丸い角部分がうまく貼れない場合があるようです。
  壁紙は最後に貼る事が多いですが、完全になじむまでは1週間以上かかるようで、貼って数日ではまだ一部浮いていたりする事があるようです。どうしても駄目な所は後日注射器に接着剤を入れたもので補修できるので、施工後のチェックの時に忘れずに指摘しましょう。

 床材は、最近フローリングが流行っていますが、2階以上の住戸では階下への迷惑防止の為に(値段が高くなりますが)必ず遮音性能1級のものをお選びください。遮音性能は、小さな物を落ちした程度の音は吸収してくれますが、子供がソファーから飛び降りたりするような大きな衝撃音を消してくれる訳ではありませんので、過信しないようにしてください。またフローリングはホコリがすごく目立つので、カーペットから変更する際はあらかじめ覚悟が必要です。
*フローリングにする場合は、カーペットを剥がした後にコンクリート表面を平らにするため(結構波打って凸凹があります)、1センチ程度のセメントみたいなものを塗り重ねます。和室をつぶしてリビングと一部屋にする場合は、境目に結構段差があるのに驚きます。

 

■間取り

 費用はかなりかかりますが、南側の和室をやめてリビングと一体の広い部屋にする事も可能です。
 

■工事と引越しの予算も忘れずに!

 工事の内容次第ですが・・住みながら工事を行う場合と、一度完全に家を空けて1ヶ月〜2ヶ月かけて工事を行う場合があります。
  小さな工事では住みながらでも可能ですが、本格的にリフォームする場合は引越しする必要がありますので、その分の費用を考えておく必要があります。出る時、戻ってくる時の引越2回分と、大きな家財道具の保管を貸倉庫の賃借料がかかります。(家具の量にもよりますが、数十万は必要です)
  タウン内の空き家に仮住まいされている方もいらっしゃいますが、なかなかタイミング良くあるものではないので、マンスリーマンション等の短期賃貸を借りるケースが多いと思います。越谷〜蒲生周辺にも複数物件はあるようですのでインターネットで検索してみてください。
 

■リフォーム業者:アフターサービスも忘れずに

 大手メーカーのリフォーム部門は、営業担当・工事監督担当・施工担当と分かれているので、窓口をはっきりさせておく必要があります。実際の工事は、下請けの工務店が担当する事になるのでそこのレベルで仕上がりが決まるような印象がありますが、基本的には大手はフォローがしっかりしているので、問題点を指摘すればきっちり仕上げてくれると思います。また、入居後3ヶ月・1年・3年と長期保証で壁紙の剥がれといった不具合点をチェックしてくれるのも、重要なポイントだと思います。